ページタイトル(市野々の大クリ) サイトのシンボル

画像:市野々の大クリ(幹と並ぶ) 名称 市野々の大クリ (いちのののおおくり)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クリ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 6.6m(注2)
推定樹齢 650年(注2)
所在地の地名 岩手県九戸郡軽米町小軽米(天狗)
 
〃 3次メッシュコード 6041−24−85
 
〃 緯度・経度 北緯40度14分30秒
           東経141度34分13秒
軽米町指定天然記念物(1993年12月27日指定)
撮影年月日 2006年8月1日(左の画像)
        2017年5月11日(少し大きめの画像)

注1)1998年2月1日に軽米町教育委員会が設置
注2)上記案内板による





 国道395号小玉川バス停から小玉川に沿って南下すること約7km。道が細くなっても、舗装が切れても、とにかく自動車道の終点まで達すると、そこが天狗である。
 道路際に立つ『市野々の大クリ100m→』の案内に、山側に目をやると、斜面に大クリの姿が見える。
 クリに達するには、お屋敷の横を通らなくてはならないが、持ち主はもうここに住んでおられないようなので、無断で通らせていただいた。
 道らしい道もなく、夏草をかき分けながら進んだ。
 クリは無惨な姿だった。幾本もの大枝が折れ、横たわっている。私が手を添えた位置には最大の横枝があったようだが、今は大きな空洞があるのみ。
 幹の表面はすっかり白っぽくなり、葉も少ない。樹勢も良くないようだ。
 ゆっくりと朽ちつつある姿に思われた。
 
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