ページタイトル:飯野のイチョウ 当サイトのシンボル

画像:飯野のイチョウ 名称 飯野のイチョウ (いいののいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 21m(注2)
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 伝承450年(注3)
所在地の地名 宮崎県えびの市原田
 〃 3次メッシュコード 4830−06−59
 〃 緯度・経度 北緯32度02分59.7秒
           塔形130度52分02.3秒
宮崎県指定天然記念物(1935年7月2日指定)
撮影年月日 2012年8月6日

注1)えびの市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)島津義弘の長男鶴寿丸(「みやざきデジタルミュージアム」によれば「かくじゅまる」。えびの市観光協会のサイトでは「つるひさまる」。8歳で夭折)の没後、天正5年(1577)4月、ここに供養碑が建てられた。イチョウもそのときに植えられたとする伝承がある。そこから計算すると、およそこれくらいか





 えびの市役所飯野出張所の敷地に立つイチョウ。
 江戸時代には、ここに地頭仮屋があったらしい。上記のように、イチョウの根元には鶴寿丸の供養碑がある。
 イチョウのすぐ外側を道路が通っているため、思うように枝を伸ばせなかったようだ。根元回りについても、あまり生育環境が良いとは言えない。そのためか、大枝の数は少ないのだが、それでも葉はたくさんつけている。
 明治の西南戦争では、このイチョウも戦火にあったといい、幹の一部が焼けているそうである。
 
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