ページタイトル:八柱神社のスギ 当サイトのシンボル

画像:八柱神社のスギ(幹と並ぶ)

画像:八柱神社のスギ(境内林)
名称 八柱神社のスギ (やつはしらじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 45m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 三重県松阪市飯高町田引(注2)
 〃 3次メッシュコード 5136−52−03
 〃 緯度・経度 北緯34度25分17.3秒
           東経136度17分08.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年10月11日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注2)2005年1月1日、松阪市に編入。旧行政区は飯南郡飯高町





 伊勢市周辺の神社には、全ての神社にあてはまるわけではないが、私の地方に見られないことが二つある。
 一つは、「神宮遙拝所」が設置されていること。伊勢神宮の方角に壇が設けられ、遠くからでも神宮にお参りすることができるようになっている。遙拝所に賽銭箱が置かれていることもある。
 もう一つは、20年ごとの遷宮が行われていることだ。
 個々のお宮さんの氏子の戸数は、そう多くないはずだ。遷宮の本家とも言うべき伊勢神宮と異なり、財政的に豊かだとは思えない。遷宮し続けるのは、楽なことではないだろう。
 たまたま、訪問時に氏子のお一人とお会いして、遷宮が話題になった。
 土地が限られているから、2ヶ所を行ったり来たりしているのであろう。社殿の隣には、整地された空間がある。
 土地はこれでいいとしても、問題は建物だ。古材を用いることはしないようなので、新しく建築し直さなければならない。(そのためか、社殿は小振りなものが多い)
 「昔は、2本も伐れば、間に合ったものだ」とおっしゃる。用材には境内の樹木を充ててきたようだ。下図のスギ美林には、そんな意味もあったのだ。
 写真の大杉には空洞があるらしい。次の遷宮の際にも、これは伐られないようである。
 
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