ページタイトル:飯泉八幡神社のカヤ 当サイトのシンボルマーク

画像:飯泉八幡神社のカヤ(幹と並ぶ) 名称 飯泉八幡神社のカヤ
    (いいずみはちまんじんじゃのかや)
名称の典拠 なし
樹種 カヤ
樹高 26m(注1)
目通り幹囲 5.6m(注1)
推定樹齢 400年(注1)
所在地の地名 神奈川県小田原市飯泉
 〃 3次メッシュコード 5239−71−33
 〃 緯度・経度 北緯35度16分48.0秒
           東経139度09分50.1秒
神奈川県指定天然記念物(1972年7月21日、「勝福寺と八幡神社境内の樹叢」の名称で境内の樹木を一括指定)
撮影年月日 2020年2月5日

注1)「日本の巨樹・巨木」による





 坂東三十三観音第5番札所飯泉山勝福寺(飯泉観音)の西隣に八幡神社が鎮座する。
 「隣」と書いたが、参詣者にとって、どこまでが神社の境内で、どこまでが寺の境内なのかは、さっぱりわからない。一つの境内の東にお寺、西にお宮があるようなものである。もともと神仏混淆の時代には境内に区別はなかったと思えるが、明治の神仏分離の際にも、明示的な形で境界を分けるようなことはしなかったのだろう。
 そんなわけで、天然記念物に指定された時も一つの境内であるかのように扱われたようだ。
 一足お先に天然記念物となった大イチョウに15年遅れて、境内の木々は「勝福寺と八幡神社境内の樹叢」の名称で神奈川県から天然記念物指定を受けた。
 大きな瘤を付けた左図のカヤもそのうちの1本。八幡神社拝殿の手前に立っている。(環境省巨樹データベースには未登録?)
 幹に括り付けられた樹名板によると、昭和56年(1981)当時の幹周は3.52mだとある。それは、どこを測ったのだろうか?
 境内には他にも3m台と思われるカヤがあり、また瘤が無いとすれば、一応納得出来る数値ではあるのだが、地上1.3mは私の胸の高さで、その高さには特大の瘤がある。この状態では瘤を含めて測らざるを得ないはずだ。瘤より高い位置で測ったのだろうか?
 まさか、40年前は瘤がこんなに大きくなかった、ということではないと思うが。
 その頃の姿も知りたいものだ。
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