ページタイトル(池生神社のトチノキ) サイトのシンボル

画像:池生神社のトチノキ 名称 池生神社のトチノキ
    (いけおいじんじゃのとちのき)
名称の典拠 なし
樹種 トチノキ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 6.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 長野県塩尻市宗賀本山区
 
〃 3次メッシュコード 5437−07−62
 
〃 緯度・経度 北緯36度03分38秒
           東経137度53分51秒(注2)
塩尻市指定天然記念物(1971年3月5日指定)(注3)
撮影年月日 2006年4月29日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)トチノキに近づくことが出来ないため、あまり正確ではない
注3)「池生神社社叢」として、境内の樹木全体を指定





 池生神社は、中山道本山宿の西、奈良井川を挟んで対岸に鎮座している。祭神は豊玉姫命。水神として信仰されている。境内には数ヶ所の湧水もあり、ために池の権現とも称された。
 社叢は、人の手が加わらない自然林の樹相をよく残しているとして、市天然記念物指定を受けている。標記のトチノキもそのなかの1本である。
 神社では、林内の野草も保護しようということで、ロープによって人の動く場所を制限することにした。訪れたときに見た範囲では、カタクリの花期が終わりにかかり、アズマイチゲやニリンソウはこれから盛りを迎えようとしていた。いずれも里山に普通の草花で、取り立ててどうということもなさそうに思えたが、境内の植生を維持しようとの提案は、無意味ではないと思う。トチノキに近づけないのは残念だが、ロープのこちら側で我慢することにした。
 
ボタン:長野県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る