ページタイトル:西山神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:西山神社のクスノキ(幹と並ぶ) 名称 西山神社のクスノキ
    (にしやまじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 28m(注1)
目通り幹囲 7.6m(注1) 実際はもっと細い
推定樹齢 300年(注2)
所在地の地名 高知県安芸郡東洋町生見
 〃 3次メッシュコード 5034−22−22
 〃 緯度・経度 北緯33度31分31.8秒
           東経134度16分43.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年3月24日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)高知県緑化推進委員会と「生見」部落が連名で設置した案内板による(設置年月不詳)





 国道55号から西に250mほど入ったところに、小さな神社がある。
 この神社のクスノキについて、上記案内板に面白い伝承が紹介されていた。
 かつて神社には13本のクスノキがあった。明治時代のこと。神社総代の発案で、そのうち12本を売却。材木にして船に積んだ。
 ところが、その船が動かない。祈祷師の話では、神様が離さないからだという。「ならば」ということで、それまで東の海に向いていた神殿を、西の山向きに変えたところ、船は動き、当時の金額で3千円という大金を手にすることが出来た。
 しかし、そのとき以来、総代の家には不幸が続き、ついに家系も絶えてしまったそうである。
 このクスノキは、唯一、売却を免れたクスノキだとか。
 ただ、残念ながら、標記データほどの太さはなさそうである。
 
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