ページタイトル:白鬚神社のスギ サイトのシンボル

画像:白鬚神社のスギ_1

画像:白鬚神社のスギ_2
名称 白鬚神社のスギ (しらひげじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 9.5m(注1)
推定樹齢 100〜199年(注1)
所在地の地名 福井県南条郡南越前町今庄(注2)
 
〃 3次メッシュコード 5336−51−25
 
〃 緯度・経度 北緯35度46分21.6秒
           東経136度11分34.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年8月20日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2005年1月1日、南条郡内の2町1村が合併して南越前町誕生。旧行政区は南条郡今庄町





 今庄市街地西端の高台に白鬚神社が鎮座している。
 早朝だったが、境内を清掃しておられた神主さんのお話を伺うことができた。
 神社はもと藤倉山(643.5m)の頂きにあり、岩壁を御神体としていたが、のち、遙拝所であった現在地に遷座したということである。シラヒゲはシラギに通ずるのでないか。3kmほど南には新羅神社(しんらじんじゃ)もあり、朝鮮との関係が想像されるとおっしゃっておられた。
 池田町の大杉に比べたら自分のところはとても、と謙遜しておられたが、大杉についても話してくださった。
 昭和39年(1964)に100歳で亡くなられた婦人(慶応生まれで、お歯黒をしておられたとのこと)から、自分が嫁いできたときには、既にかなりの大杉だったと聞いておられたそうである。
 多分、それは、参道のすぐ脇に立つスギのことであろう。これは目通り5m弱。実は目当てのスギは、その奥に3本並んでいるスギである。株立ち3本ということは初めから分かっていたが、かたまり合って、全体としては1本のスギのような姿をしていると予想していた。
 このように一列に並んでいたのでは、一個体の印象からは遠い。お話を聞けたのは嬉しかったが、肝心の大杉はちょっと残念だった。
 
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