ページタイトル:稲荷神社の千本桂 サイトのシンボル

画像:稲荷神社の千本桂(幹と並ぶ)

画像:稲荷神社の千本桂
名称 稲荷神社の千本桂
    (いなりじんじゃのせんぼんかつら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カツラ
樹高 16m(注2)
目通り幹囲 30.0m(注2)
推定樹齢 400〜500年(注3)
所在地の地名 岩手県花巻市大迫町内川目向村(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5941−12−96
 
〃 緯度・経度 北緯39度30分07.5秒
           東経141度19分29.2秒
大迫町指定天然記念物(1981年11月1日指定)
撮影年月日 2008年8月5日

注1)大迫町が「ふるさと創生事業」で建立
注2)環境省が2000年に行ったフォローアップ調査による
注3)上記案内板による
注4)2006年1月1日、花巻市に合併。旧行政区は稗貫郡大迫町





 市立内川目小学校から稗貫川を渡ったすぐ先の、小さな交差点のところに稲荷神社が鎮座している。
 目通り30mが真実なら、素晴らしい大カツラということになるが、この値は複数のカツラの集合体を1本として見た場合のものである。
 たしかに、時代を遡れば、参道の向かって左半分全域を占める大カツラがあったのかも知れない。それが、かつての姿が消えてなくなり、ひこばえのうちの何本かが中心となって成長して現在の集団になった、と見えなくもない。私の目には、現在のカツラは、少なくとも第一世代ではないように見える。
 案内板には、「大正年間の調査時の株数では、その名のとおり千百二十三本もあった」が、「残念ながら年々規模は小さくなってきている」のだそうである。
 でも、全体としてはなかなかのものだ。目通り30mは私の印象と合致しないが、堂々たる大カツラであることに異存はない。
 
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