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画像:井口ケヤキ

画像:井口ケヤキ(幹と並ぶ)
名称 井口ケヤキ (いのくちけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 44m(注2)
目通り幹囲 7.0m(注2)
推定樹齢 1000〜1200年(注3)
所在地の地名 石川県白山市井口町南(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5436−54−68
 
〃 緯度・経度 北緯36度28分28.6秒
           東経136度36分10.0秒
鶴来町指定天然記念物(1978年2月22日指定)(注4)
撮影年月日 2005年11月13日

注1)鶴来町と鶴来町教育委員会が連名で設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)上記案内板による
注4)2005年2月1日、松任市と石川郡内7町村が合併して白山市誕生。旧行政区は石川郡鶴来町(つるぎまち)





 井口(いのくち)の旧家の屋敷内に立つ大ケヤキ。
 母屋を訪れ、奥様に見学を願い出たところ、快諾のお返事をいただいた。
 ケヤキの周囲をめぐりつつ、妻とさまざまな感想を述べあっていると、散歩に出ておられた(?)ご主人が帰って来られ、ケヤキについて語って下さった。
 推定樹齢は、以前調査に来た大学の先生の見立てによるもの。自分の家はそんなに古くからあったわけでないので、もとからあった自然木だと思う。一時期、上から下まで幹に裂け目が入り、割れてしまうのでないかと危惧したが、これも大学の先生が、薬を塗って幹をタガで締め付ける処置をして下さって、自然にくっついてしまった。
 と、およそこんな内容だった。
 樹齢1000年はちょっと信じかねるが、上方には金属製のたがが見え、確かに裂け目は塞がれているように見える。
 幹の注連縄は、このケヤキが当家の守り神であることを示している。
 御家中に幸多かれと祈りつつ、ケヤキを後にした。
 
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