ページタイトル:犬飼の大イチョウ 当サイトのシンボル

画像:犬飼の大イチョウ

画像:犬飼の大イチョウ(遠景)
名称 犬飼の大イチョウ (いぬかいのおおいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 熊本県上益城郡山都町犬飼(注3)
 〃 3次メッシュコード 4830−77−99
 〃 緯度・経度 北緯32度39分55.1秒
           東経130度59分18.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年8月3日

注1)1983年2月に熊本県が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)2005年2月11日、2つの郡をまたいで2町1村が合併。山都町となる。旧行政区は上益城郡矢部町





 犬飼集落は、笹原川と千滝川の間の台地にある。その東方を、観光の名所、通潤橋に通じる用水路が通っている。
 県道180号(南田内大臣線)の途中から大イチョウへの案内が出ている。それに従えばイチョウの傍に達することが出来るが、イチョウ周辺の道は狭く、駐車する場所がないので注意。
 ご覧のように、よく目立つイチョウである。
 上記注1とは別の案内板によると、ここには阿蘇家の出城の一つ愛藤城があった。当地ではコメがあまりとれないため、愛藤城主であった犬飼氏が保存食としてギンナンを植えたと伝えられている。(このイチョウは雌株である) 案内板ではその伝承を信じて、樹齢を700年と推定している。
 しかし、それはどうだろうか。
 イチョウはずいぶん生長の速い樹種である。実際の樹齢は、もっとずっと若いのではなかろうか。
 
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