ページタイトル:宗方神社のクスノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:宗方神社のクスノキ(幹と並ぶ) 名称 宗方神社のクスノキ
    (むなかたじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 40m(注1) 実際はもっと低い
目通り幹囲 6.8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長崎県諫早市宗方町
 〃 3次メッシュコード 4930−10−96
 〃 緯度・経度 北緯32度49分56.0秒
           東経130度05分06.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年3月24日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による





 島原鉄道「小野本町」駅の南、市立小野小学校の西に隣接して宗方神社が鎮座する。
 案内板によると、貞観12年(870)創祀という。福岡県宗像市に鎮座する宗像神社(むなかたじんじゃ)と音は同じだが祭神は異なり、宗像神社の祭神が海の神であるのに対し、こちらは天之御中主命(あめのみなかぬしのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)の3柱。天の中心にいる神と、国造りに関わる神である。
 国道57号に近く、境内が一段高いこともあって、境内からは国道を走る車がよく見える。音もよく聞こえる。
 参道の先に、このクスノキが立っている。石段の途中でクスノキを見上げると、覆い被さってくるような迫力を感じる。
 地上5mほどで2大支幹に分かれ、それぞれが互いに他と反対の向きに大枝を伸ばしている。そして、それらが全体として形の整った大きな樹冠を戴いている。
 着生植物も多く、そろそろ老大樹としての雰囲気をまとい始めたように思われる。
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