ページタイトル:石村の種蒔桜 当サイトのシンボルマーク

画像:石村の種蒔桜 名称 石村の種蒔桜 (いしむらのたねまきざくら)
名称の典拠 環境省巨樹データベース
樹種 エドヒガン
樹高 22m(注1)
目通り幹囲 6.2m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 福島県会津若松市大戸町石村
 〃 3次メッシュコード 5639−17−13
 〃 緯度・経度 北緯37度25分52.7秒
           東経139度55分00.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2021年4月16日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による。なお、幹囲について、1988年度に同省(旧環境庁)が調査した「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」では6.5mとなっていた)





 阿賀川(あががわ)右岸、会津鉄道門田(もんでん)駅の南方に舘山(315m)という小山があり、舘山の北400mほどのところに稲荷神社が鎮座。境内に標記の種蒔桜が立つ。
 この稲荷神社は、下を走る国道118号(注2)から見えにくく、また神社へのルートもわかりにくい。ここに稲荷神社があることを知る人は、近隣の方々以外に少ないのではなかろうか。
 ただし、種蒔桜自体は、国道から見える(脇見運転注意)。と言っても、見ることができる場所は限られており、日常的にこの国道を利用しておられる方でもこの桜をご存知ない方がおられるかも知れない。
 この桜は、古くから有名な桜だったようだ。ウェブサイト「フレッシュ会津さくら紀行」によると、江戸時代後期の「新編会津風土記」(注3)にもう既に古木として記載されているそうである。
 それから200年以上を経て、今は幹囲も6mを超える。会津若松市内では東麻生の種蒔桜に次ぐ大桜だと思われる。

注2)国道121号との重複区間
注3)会津藩が享和3年(1803)から文化6年(1809)にかけて編纂。全120巻
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