ページタイトル:潮宮神社のスダジイ サイトのシンボル

画像:潮宮神社のスダジイ(幹と並ぶ)

画像:潮宮神社参道
名称 潮宮神社のスダジイ
    (いたみやじんじゃのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 茨城県小美玉市倉数(注2)
 
〃 3次メッシュコード 5440−13−73
 
〃 緯度・経度 北緯36度09分06秒
           東経140度24分44秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2008年3月2日


注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注2)2006年3月27日、2町1村が合併して小美玉市(おみたまし)誕生。旧行政区は東茨城郡小川町





 潮宮神社は、伝承では、正暦3年(992)に鹿島神宮の潮宮を遷祀したことに始まる。
 12世紀頃には倉数村(当時は倉員村と記していた)全体が鹿島神宮の知行地であったようで、鹿島社の大祢宜中臣氏が領有していたらしい(以上、平凡社「茨城県の地名」による)。
 細かい白砂が敷き詰められたように見える参道は、ところどころうねりながら、でも、全体としては真っ直ぐ拝殿に向かっている。年月の間に、人が歩く部分は削られて低くなり、参道脇に植えられた木々の根の一部が露出している。
 上図のスダジイも、そのうちの1本である。
 鬱蒼と茂る木々に遮られて、参道に日が射し込む時間は短い。そのため、高湿度環境が保たれているようで、幹はすっかり緑に染まっている。
 残念ながら、樹勢はあまり良くなさそうだ。
 
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