ページタイトル:板仕野のカツラ 当サイトのシンボル

画像:板仕野のカツラ(幹と並ぶ)

画像:瀞川稲荷脇参道
 瀞川稲荷脇参道
名称 板仕野のカツラ (いたしののかつら)
名称の典拠 なし
樹種 カツラ
樹高 19m(注1)
目通り幹囲 9.5m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 兵庫県美方郡香美町村岡区板仕野(注2)
 〃 3次メッシュコード 5334−14−15
 〃 緯度・経度 北緯35度26分09.1秒
           東経134度33分59.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年10月15日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2005年4月1日、2郡にまたがる3町が合併して美方郡香美町誕生。旧行政区は美方郡村岡町





 板仕野集落の南から、谷入川に沿って、瀞川稲荷の入口まで自動車道が通じている。
 対向車とすれ違いもままならない狭い道だが、歩くのに比べればずいぶん楽をさせてもらえる(幅寄せに自信のない人、狭いカーブ道をバックする自信のない人は乗り入れない方がいい)。
 山中にポツンとある神社だが、なかなか雰囲気の良い神社だった。
 小規模ではあるが、起伏に富む境内の岩や木を、厚く苔が覆っている。天狗か仙人か神様か。とにかく人の力を超える何者かの息吹が感じられるように思った。
 奥の方に進んで行くと、瀞川渓谷十三佛案内図があった。ここから、十三仏を巡りつつ、不動滝まで往復40分のルートである。大カツラは、第1番虚空蔵菩薩の近くに立っている。
 けもの道のような踏み分け道を川まで下り、対岸に渡ると(橋はない)、カツラが見えてくる。計時を忘れたので確かなことは言えないが、十三仏入口からカツラまで、5分ほどだっただろうか。
 大カツラは、谷入川のほとり。右岸側。周辺の木が切り払われ、しっかりその姿を見ることが出来る。
 なかなかのカツラなのだが、会いに来る人の少ないカツラだと思われる。
 
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