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画像:岩抱きの洞杉(岩を抱く姿)

画像:岩抱きの洞杉(幹と並ぶ)
名称 岩抱きの洞杉 (いわだきのどうすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 28m(注1)
目通り幹囲 30m(注1)
推定樹齢 1000年(注1)
所在地の地名 富山県魚津市三ヶ(さんが)
 
〃 3次メッシュコード 5537−04−32
 
〃 緯度・経度 北緯36度42分03秒
           東経137度31分28秒(注2)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2005年11月13日

注1)2005年6月発行「とやま巨木探訪」(泉治夫・内島宏和・林茂編)による。幹囲は株立ちの4本を合算したもの
注2)測定したわけでなく、地形図上で見当をつけた値。だいたいこの辺りと思っていただいていいが、正確ではない





 私の地元紙新潟日報(2004年6月28日)に、幹周り30mの洞杉が発見されたという記事を見つけた。掲載された写真は、大岩に大きく馬乗りになった姿であった。
 驚異的なデータと、その野性的な姿に、是非会ってみたいと思っていた。が、山中にあるらしく、詳細な位置もわからないので、とても無理だと諦めていた。
 このたび、やっと念願叶って、会うことが出来た。しかも、思ったよりも林道に近い位置だった。
 30mという数値から受ける印象ほどは大きくないが、手つかずの野性は想像以上だった。
 上写真のように大岩を抱いた姿が最もインパクトがある。しかし、これのみでこのスギを語るのは間違いだと思う。ぐるっと一回りしてみると、見る角度が少し違っただけで、まったく別の表情を見せるのである。こんな木には滅多に出会えるものではない。阿修羅が連想された。
 周辺を整備する計画があるようだが、この大杉はあまりいじって欲しくないものだ。
 
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