ページタイトル:岩井堂のあかまつ 当サイトのシンボル

画像:岩井堂のあかまつ_1

画像:岩井堂のあかまつ_2
名称 岩井堂のあかまつ (いわいどうのあかまつ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 アカマツ
樹高 22m(注2)
目通り幹囲 4.0m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県松本市会田(岩井堂)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5437−47−29
 〃 緯度・経度 北緯36度21分34.6秒
           東経137度59分37.2秒
松本市指定天然記念物(2006年3月31日指定)(注4)
撮影年月日 2009年9月19日

注1)松本市教育委員会が設置(設置年月不詳)。ただし天然記念物指定名称は「岩井堂のアカマツ」とカタカナ
注2)松本市の公式WEBサイト中の文化財一覧表より
注3)2005年4月1日、松本市に編入。旧行政区は東筑摩郡四賀村
注4)2002年1月に四賀村指定文化財となったあと、改めて松本市指定天然記念物となった





 環境省資料には1本も報告されていない旧四賀村に、アカマツの巨木があるという情報を得た。いつも精密な情報をお寄せ下さる、東京・杉並区にお住まいのSさんからで、ご自身も精力的に巨木巡りをなさっている方である。
 アカマツは、長野自動車道の東方、旧役場近くにある会田小学校西側の岩井堂沢に沿って、岩井堂観音に向かう途中、左手の山裾に立っている。
 道路からは全景が見えず、巨木であることを予感させるような樹冠部の枝振りだけが見える。
 アプロ−チがよくわからなかったので、松に近いお宅を訪ね、庭先を通していただいた。(そもそも、松の周囲は全て私有地なのだそうだ)
 アカマツの背後にはお墓があった。注連縄はなく、御神木ではなさそうだが、お墓の守り神として大切にされてきたのだろう。
 面構えも樹勢もまずまず。ただ、残念ながら、データほどの太さはなさそうだ。せいぜい3mをちょっと超えた程度でなかろうか。
 松枯病が猛威を揮い、全国の著名なマツ巨木が多く消えてしまった今、今後に期待したいアカマツである。
 
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