ページタイトル:諏訪神社のシダレザクラ 当サイトのシンボルマーク

画像:諏訪神社のシダレザクラ 名称 諏訪神社のシダレザクラ
    (すわじんじゃのしだれざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 11m(注2)
目通り幹囲 3.6m(注2)
推定樹齢 650年近く(注3)
所在地の地名 福島県いわき市小川町高萩字家ノ前
 〃 3次メッシュコード 5540−56−48
 〃 緯度・経度 北緯37度07分36.8秒
           東経140度51分10.0秒
いわき市指定天然記念物(1999年4月30日指定)
撮影年月日 2020年3月26日

注1)いわき市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)上記案内板に、諏訪神社の建立が今から650年以上前。桜の樹齢はそれに近いと考えられている旨の記述があることから





 夏井川(なついがわ)右岸、JR磐越東線小川郷(おがわごう)駅の西900mほどのところに小川諏訪神社が鎮座する。(マピオンに載る名前も天然記念物指定名称も諏訪神社なのだが、福島県神社庁の県内神社紹介ページに載る名前は「小川諏訪神社」である。「小川」がつく方が神社としての正式名なのかも知れない)
 名前に混乱するだけでなく、住所も複雑である。神社の境内を住所境界が横切っていて、県神社庁登録の小川諏訪神社の所在地は「いわき市小川町塩田宮ノ後」。マピオン地図で確認すると、確かに本殿や拝殿はそこに建つ。しかし、シダレザクラが立つ位置をマピオン地図に当てはめると、所在地は「いわき市小川町高萩字家ノ前」となり、神社所在地とは異なる。いわき市指定文化財一覧表でもそうなっている。社殿とシダレザクラの間を住所の境界線が横切っているのだ。どうしてそんなことになったのだろうか。
 いきなり脱線してしまったが、なかなか素晴らしいシダレザクラである。郡山観光交通恒例の「枝垂れ桜番付(2020年版)」では東の正関脇にランクされている。
 ずいぶん早い時期の訪問にもかかわらず、花もほぼ満開。陽光を受けて、輝くばかり。
 桜にはとても満足だったが、果たしてこんなに早い満開を喜んでいいものかどうか。
 記録破りの暖冬が、急速な地球温暖化の前触れだとしたら恐い話である。
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