ページタイトル:岩倉桜 当サイトのシンボルマーク

画像:岩倉桜 名称 岩倉桜 (いわくらざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 21m(注2)
目通り幹囲 4.2m(注2)
推定樹齢 550年(注2)
所在地の地名 福島県石川郡平田村鴇子(とうのこ)字三合(さんごう)
 〃 3次メッシュコード 5540−64−67
 〃 緯度・経度 北緯37度13分34.4秒
           東経140度35分17.9秒
平田村指定天然記念物(1973年1月20日指定)
撮影年月日 2020年4月15日

注1)平田村鴇子行政区が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)福島県教育委員会「うつくしま電子事典」による





 馬場ザクラから国道49号をいわき市に向かって道なりに約1km。進行方向左手、建設会社の資材置場の入口に岩倉桜への案内表示が出ている。(国道から少し離れて出ているので見落とさぬよう。脇見運転注意)
 岩倉桜が立つのは、国道から東へ400mほど入った谷奥。
 福島県総合緑化センター刊「緑の文化財」によれば、この桜は養蚕神社共有林の1本ということだが、近くに社殿のようなものは見当たらない。今はこの桜そのものが主役である。
 また、この地は馬の爪切り場だったと伝えられ、馬頭観音像など多くの石造物が樹下にあるようにも記されているが、現在、それらはみな動かされたようで、根元には何も無く、すっきりしている。
 谷奥にあって周囲の林が守ってくれたか、比較的大枝を多く残し、幅広の大きな樹冠を戴いている。樹姿も良い。見応えのする桜だ。
 ただ、訪ねたタイミングがいまいち。まだ咲き初めたばかりで、多くの花はまだ蕾(つぼみ)。ずいぶん赤らんではいるのだが、花を愛でるまでには至らない。
 この桜も一週間後に再訪する予定だったが、コロナ・ウィルス対策のため不可能に。(来年以降の適期を待ちたい) 
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