ページタイトル:射矢止神社のクスノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:射矢止神社のクスノキ 名称 射矢止神社のクスノキ
    (いやとじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 23m(注1)
目通り幹囲 7.2m(注1)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 和歌山県和歌山市六十谷(むそた)
 〃 3次メッシュコード 5135−31−16
 〃 緯度・経度 北緯34度15分44.4秒
           東経135度12分16.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年3月24日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による





 射矢止神社は、JR阪和線六十谷(むそた)駅の西約300m。県道7号(粉川加太線)の北。
 祭神は品陀別命(ほんだわけのみこと)ほか4柱。天香山命(あめのかぐやまのみこと)の名も見られるが、これは越後国(現新潟県)の弥彦神社の祭神と同じである。(イヤトはイヤヒコが訛ったのでないかとする説もあるようだ)
 一方、文字面からは、射られた矢がここで止まる、と読める。戦時中には、弾丸よけの御利益があるとして、多くの人が詣でたということである。(和歌山県神社庁の神社紹介ページを参考)
 本殿の後方に、このクスノキが立っている。
 家々に囲まれた市街地のクスノキだが、周囲にこれだけ空間があれば、樹勢は維持できることだろうと思われる。
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