ページタイトル:石部神社の大ケヤキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:石部神社の大ケヤキ(幹と並ぶ) 名称 石部神社の大ケヤキ
    (いそべじんじゃのおおけやき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 8.4m(注2) 実際はもっと細い
推定樹齢 1000年(注2)
所在地の地名 兵庫県豊岡市出石町下谷(注3)
 〃 3次メッシュコード 5334−17−40
 〃 緯度・経度 北緯35度27分39.2秒
           東経134度52分55.4秒
豊岡市指定天然記念物(1993年9月16日指定)
撮影年月日 2015年4月24日

注1)設置者名の確認を忘れてしまったが、多分、旧出石町教育委員会が設置したものだと思う
注2)「但馬ふるさとづくり協会」発行の「但馬の巨木百選」による
注3)2005年4月1日、豊岡市に合併。旧行政区は出石郡出石町(いずしちょう)





 旧出石町役場(現豊岡市役所出石庁舎)から、谷山川(たにやまがわ)の谷を東に入ると、出石高等学校の先に石部神社がある。
 案内板によれば、祭神は天日方奇日方命(あめのひかたくしひかたのみこと)。延喜式神名帳に載る古社であるらしい。
 境内の中央付近に、左図の大ケヤキが立つ。昔から「幸(しあわせ)の大ケヤキ」と呼ばれているとか。
 氏子さんたちもこの大ケヤキを誇りとしているようで、兵庫県神社庁の神社紹介ページによれば、毎年5月4日に「けや木祭」が行われるらしい。
 祭の詳細は知らないが、5月4日が「みどりの日」に定められた平成19年(2007)年以降に催されるようになった新しい祭事なのではないだろうか。
 各地に神木多しと言えど、このように特別の祭事まである神木は滅多にないように思われる。
 末広がりの根張りが力強い、なかなか立派な大ケヤキである。
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