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画像:杖林寺のカヤ

画像:杖林寺のカヤ(環境)
名称 杖林寺のカヤ (じょうりんじのかや)
名称の典拠 なし
樹種 カヤ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 7.3m(注1)(実際はこんなに太くない)
推定樹齢 伝承450年(注1)
所在地の地名 宮城県栗原市志波姫沼崎(注2)
 
〃 3次メッシュコード 5841−10−05
 
〃 緯度・経度 北緯38度45分23.1秒
           東経141度03分46.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2006年8月4日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)2005年4月1日、栗原郡内10町村が合併して栗原市誕生。旧行政区は栗原郡志波姫町





 得蔵山杖林寺は、旧志波姫町役場の西400mほどに位置する曹洞宗の禅刹。開創は天文5年(1536)だが、その後廃寺となり、元禄期(1688〜1704)に再興された。寺では再興に尽力した釣岩松吟大和尚を杖林寺2世としているようだ。
 現在地への移転は、さらにその後らしい。樹齢伝承の内容を知らないが、ここでは、カヤの方が先輩ということになる。
 旧環境庁の目通り7.3mというデータに期待しながらの訪問だったが、残念ながら、目分量で5m弱というところ。根回りとでも混同したのだろうか。
 ほとんどの横枝が切られてしまっているのも惜しい。そのため、離れて見たときの樹形はまるでスギのようだ。
 でも、これだけのカヤは貴重だということで、平成元年(1989)に宮城県から名木指定を受けたようである。

※グーグルのストリートビューで確認すると、姿が見えない。既に失われてしまったようだ。(2016.10.12追記)
 
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