ページタイトル:常泉寺のシダレザクラ サイトのシンボル

画像:常泉寺のシダレザクラ
 逆光撮影のため、花がみな白く霞んでしまった


画像:常泉寺のシダレザクラ(全景)
名称 常泉寺のシダレザクラ
    (じょうせんじのしだれざくら)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 9m(注2)
目通り幹囲 5m(注3)
推定樹齢 250年(注4)
所在地の地名 福島県伊達郡川俣町寺前
 
〃 3次メッシュコード 5640−34−98
 
〃 緯度・経度 北緯37度40分09.3秒
           東経140度36分20.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年4月15日

注1)設置者名・設置年月とも不詳
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)私の目分量値。上記「日本の巨樹・巨木林」には13.9mと、とてつもない数値が掲載されているが、どうしてそんなことになったのだろうか
注4)上記案内板による





 福島県「緑の文化財」に選ばれている。
 若草に囲まれて、という訳にはいかないが、明るい傾斜地の途中に立つ独立木で、ロケーションは良い。広い境内に足を踏み入れると、陽光を受けたサクラの辺りが、遠くで明るく光っているように見える。
 下図では少々ピンクが強調されすぎてしまった。実際の花色はこんなに赤くない。でも、十分に枝を広げた樹形の美しさが、淡泊な花色を補って余りある。
 ただ、目通りデータについては不思議である。福島県総合緑化センター「緑の文化財」(1983年刊)に掲載された数値がそのまま旧環境庁に報告されたと思われるのだが、実態とは大きくかけ離れている。(現況は同書掲載の写真と変わっていないので、報告後に幹を失ったようなことはないと思う)
 このままでも十分「名桜」に値すると思うので、測定し直して訂正したらどうだろうか。
 
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