ページタイトル:十二ノ木のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:十二ノ木のケヤキ 名称 十二ノ木のケヤキ (じゅうにのきのけやき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 ケヤキ
樹高 10m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 伝承1000年(注1)
所在地の地名 秋田県横手市大森町八沢木字十二ノ木(注2)
 〃 3次メッシュコード 5940−02−69
 〃 緯度・経度 北緯39度23分18.8秒
          東経140度21分34.3秒
横手市指定天然記念物(1976年3月31日指定)
撮影年月日 2019年5月10日

注1)秋田県緑化推進委員会刊「秋田の巨樹・古木」による
注2)2005年10月1日、横手市に合併。旧行政区は平鹿郡大森町





 国道105号の矢向(やむかい)峠(現在、国道はトンネルで峠を越える)の西から楢岡川(ならおかがわ)の谷を県道265号(湯ノ又前田線)で遡ると、勝軍山(しょうぐんざん?、339m)の西、十二ノ木集落内で、右手に左図のケヤキ独立木が見える。
 背が低く、樹冠も小さいが、田圃の縁にぽつんと1本だけ立っているので、見つけるのは難しくない。
 標柱側面に記された説明によると、『昔、この木に十二種類の木が寄生していたので「十二ノ木」の名が付いたと言われる。江戸時代の紀行家管[ママ]江真澄(私注:すがえますみ、1754〜1829)は、文政七年(一八二四)この村を訪れ、十二ノ木の絵を描きその風情を讃えている。(「雪の出羽路」)』とのことである。
 標題の「十二ノ木」は集落名であろう。ここではこのケヤキの固有名と集落の名前が不可分なのだ。
 12種類まで無さそうだが、現在も何種かの樹木が着生している。2種以上であることは確かだが、私の乏しい知識では正確に数えることは困難である。
 『樹齢千年とも言われる』そうだが、さすがにそれは鯖の読み過ぎであろう。
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