ページタイトル:十王山の槻の木 ロゴ:人里の巨木たち

画像:十王山の槻の木 名称 十王山の槻の木 (じゅうおうざんのつきのき)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 10m(注2)
目通り幹囲 7.5m(注2)
推定樹齢 300年以上(注3)
所在地の地名 宮城県遠田郡美里町木間塚(十王山)(注4)
 〃 3次メッシュコード 5741−51−80
 〃 緯度・経度 北緯38度29分21.9秒
           東経141度07分48.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年5月18日

注1)十王山は地名。「ケヤキ」とせず「槻の木」としたのは、緑の基金によって治療したことを記す案内板に「この槻の木の外科治療は」云々とあったので…
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による(こちらでは幹囲を5.8mとしている)
注4)2006年1月1日、遠田郡内の2町が合併して美里町誕生。旧行政区は遠田郡南郷町





 鳴瀬川(なるせがわ)に架かる国道346号感恩橋の北詰近くから、鳴瀬川左岸を下流側に約1.5km。南郷小学校の北西250mほどのところに、南北に細長い小さな丘がある。
 観光案内のウェブサイト等では十王山遺跡とされているので何かの遺跡なのだろうが、案内板の類がなく、詳しいことは知らない。とにかく、現在、丘の上は小公園のように整備されている。
 左図のケヤキは、小公園の北側部分、西斜面に立つ。
 環境省巨樹データベースによれば、個人が所有するケヤキらしい。ただし、公園からケヤキのところに下る小道もあり、自由に見学してよさそうだ。
 旧環境庁資料にある5.8mの幹囲は、自ら定めた調査要項通り、高地側の地表面を基準に測ったものであろう。2000年調査ではどうやって測ったのかわからないが、下から見上げる時には、十分に実感できる数値のように思われる。
 近在きってのケヤキ巨木と言ってよさそうだ。 
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