ページタイトル:甲塚のクロガネモチ 当サイトのシンボル

画像:甲塚のクロガネモチ(全景)

名称 甲塚のクロガネモチ (かぶとづかのくろがねもち)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クロガネモチ
樹高 13m(注2)
目通り幹囲 4.8m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 静岡県磐田市見付
 〃 3次メッシュコード 5237−06−68
 〃 緯度・経度 北緯34度43分39秒
           東経137度50分50秒
静岡県指定天然記念物(1984年3月23日指定)
撮影年月日 2011年12月26日

注1)静岡県教育委員会と磐田市教育委員会が連名で設置(設置年月不詳)
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 「こがね(黄金)」が「金」のことだと知らない人はまずいないだろう。しかし、同様に、あかがね、しろがね、くろがねも特定の金属を指す名詞であることを知らない人が増えてきたように思う。
 「くろがね」は鉄のこと。牧野富太郎博士は、鉄のように黒みがかった枝や葉をつけるモチノキの仲間という意味でクロガネモチの名がついたのでないかと推測している。
 クロガネ・モチと読むのが本当だと思うが、クロ・カネモチと読む人もいるようで、「金持ち」とは縁起が良いと、庭木に植える人も多いとか。秋には赤くて丸い小さな実をつける。
 長生きすると、巨木にまで生長する。2011年12月現在、環境省巨樹データベースには全国で232件のクロガネモチが登録されている(データがダブっているものもあるので実質的にはもう少し少ない)。4.8mの幹囲は、そのなかで全国第2位にあたる。(ただし、見た感じでは、実際の太さはもっと細いようだ)
 国道1号(旧道)の北、かぶと塚公園内に立っている。
 
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