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画像:加茂神社のスダジイ(幹と並ぶ)

画像:加茂神社のスダジイ
名称 加茂神社のスダジイ
    (かもじんじゃのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 不詳
目通り幹囲 6.4m(注1)
推定樹齢 不詳
所在地の地名 石川県加賀市加茂町
 
〃 3次メッシュコード 5436−32−68
 
〃 緯度・経度 北緯36度18分29.4秒
           東経136度21分34.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2006年10月15日

注1)実測値





 こんな立派なスダジイが、平成元年(1989)の旧環境庁調査では洩れ落ちてしまった。
 国道8号と県道147号の交差点の北西に、加茂神社が鎮座している。案内板によれば、祭神は菊理媛命。
 あれ? たしか菊理媛(くくりひめ)は白山神社の祭神のはずだが・・・、と案内板の先を読むと、往古は京都下鴨神社の玉依媛(たまよりひめ)を祀っていたとある。この土地も下鴨神社の社領であったことから加茂の名がついたと考えられているようだ。
 大正14年(1925)刊行の「江沼郡誌」にも記されていることだが、どうやら明治13年(1880)に「神社明細帳」が作成されるに際し、祭神名を誤って報告されたものらしい。誤りだろうが何だろうが、とにかく報告され、記述されたものが正しいということで、以来、菊理媛を祭神とすることになったと思われる。(そんなこともあるのだ)
 スダジイは石敷きの参道脇。敷石も灯籠も、そしてスダジイの幹も、緑の苔(?)で覆われている。風通しがよい境内のように思えたが、実際はかなり湿度が高いのだろう。
 単幹で目通り6.4mは、なかなかの巨体である。背丈もまずまず。樹勢も良さそうだ。
 天然記念物でないのが不思議である。 
 
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