ページタイトル(海岸寺旧参道のスギ) サイトのシンボル

画像:海岸寺旧参道のスギ(幹と並ぶ)

画像:海岸寺旧参道のスギ(全景)
名称 海岸寺旧参道のスギ
   (かいがんじきゅうさんどうのすぎ)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)
樹種 スギ
樹高 39m/36m(注1)
目通り幹囲 5.8m/5.6m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 山梨県北杜市須玉町上津金(注2)
 
〃 3次メッシュコード 5338−63−36
 
〃 緯度・経度 北緯35度51分47.4秒
           東経138度26分51.0秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2004年3月28日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)平成16年(2004)11月1日、北巨摩郡の7町村が合併して北杜市誕生。旧行政区は北巨摩郡須玉町





 臨済宗津金山海岸寺の南700mほど、道路沿いに2本並んで立っている。
 海岸寺は、養老年間(717〜23)に行基が開いたと伝える古刹。天平9年(737)には、聖武天皇の祈願所として「光明殿」の勅額を賜ったと伝えられている。時代が下って、天正10年(1582)には織田信長の兵火にかかって全焼したが、慶長4年(1599)、徳川家康の寺領寄進を得て再建された。この道も、もともと海岸寺の参道だったらしい。
 近くで農作業をしておられた方の話では、昔はもっと多く並んでいたが、県道の拡幅工事などで切られ、今は2本のみになってしまったという。
 2本とも大きさや形がよく似ていて、どちらのデータがどの木のものなのか、よくわからない。
 地上5mほどで7〜8本に幹が分かれている。幹囲は、そのあたりが最も太く、目通りの2倍近くありそうに見えた。
 いずれも樹勢は良さそうである。
 
ボタン:山梨県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る