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画像:覚成院のカヤ

画像:覚成院のカヤ(幹と並ぶ)
名称 覚成院のカヤ (かくじょういんのかや)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カヤ
樹高 17m(注2)
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地の地名 栃木県芳賀郡茂木町茂木
 〃 3次メッシュコード 5440−61−24
 
〃 緯度・経度 北緯36度31分38秒
           東経140度11分03秒
栃木県指定天然記念物(1962年1月9日指定)
撮影年月日 2005年3月25日

注1)栃木県教育委員会と茂木町教育委員会が連名で設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)現地の案内板による





 真岡鉄道茂木(もてぎ)駅から、直線距離にして南東に500m、低い山裾に明星山覚成院がある。
 平凡社「栃木県の地名」によれば、興教大師覚鑁(1095〜1143)の開基と伝える真言宗の古刹(注4)で、かつては雨乞いの祈祷所であったという。
 大カヤは本堂などの伽藍が建つ平面の端に立っている。フェンスはないが、カヤを取り巻くように石組みがあり、その内側には入って欲しくないということなのだろう。柔らかな制止に、ご住職の人柄が偲ばれる。
 案内板によれば、2本並べて植えた苗が、大きくなるにつれ融合したものらしい。根の向き、幹姿からもそれがわかる。
 何れも雌株だそうだ。これだけ樹勢が良いのだから、毎年、さぞかしたくさんのカヤの実をつけることだろう。

注4)栃木県教育委員会の公式ホームページでは、明恵上人(1173〜1232)の開山としている
 
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