|
 |
|
名称 覚泉寺のタブノキ (かくせんじのたぶのき)
名称の典拠 なし
樹種 タブノキ
樹高 14m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 島根県浜田市三隅町岡見(注2)
〃 3次メッシュコード 5231−17−24
〃 緯度・経度 北緯34度46分15.4秒
東経131度55分27.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年10月10日
注1)浜田市指定名木の標柱側面に記載されたデータによる
注2)2005年10月1日、浜田市に合併。旧行政区は那賀郡三隅町(なかぐんみすみちょう)
三隅町岡見地区は浜田市の西端。
地区の北は日本海に面し、中国電力三隅火力発電所のほか、三隅港、須津漁港などがあって海岸部の側面も持つが、海岸平野は狭く、大部分は山間部に属する。
三隅発電所から南南東に約600m、市立岡見小学校からは北に400mほどのところに真宗大谷派地後山覚泉寺がある。
本堂の手前、向かって左に標記のタブノキが立つ。
斜上する主幹が途中で失われ、損壊部分の手前から出た数本の枝が支幹化しつつある。
一見、タブノキは大変な目に遭ったように見えるが、仮に主幹が元気なまま上空で多数の枝を出していたとして、幹がこんなに傾いていれば、大雨や積雪で根こそぎ倒れる可能性が大きい。この姿になったことで、最悪の事態を回避できたと考えることもできよう。
残った主幹と若い幹の表皮を見比べると、まるで別の樹種のようで面白い。
若枝の勢いも良さそうで、幹の内部に大きな空洞が出来たりしなければ、まだ元気に生き続けられそうである。 |
|