ページタイトル:上倉諏訪社のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:上倉諏訪社のケヤキ(幹と並ぶ) 名称 上倉諏訪社のケヤキ
    (かみくらすわしゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 20m/20m(注1)
目通り幹囲 6.1m/4.3m(注1)
推定樹齢 400年/300年(注1)
所在地の地名 長野県飯山市飯山(上倉)
 〃 3次メッシュコード 5538−22−18
 〃 緯度・経度 北緯36度51分04.4秒
           東経138度21分25.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年10月21日

注1)長野県神社庁の「御神木と社」ページによる。いずれも前者が参道石段下から社殿に向かって右、後者が向かって左のデータ





 JR飯山駅の北に、美術館、図書館、ふるさと館などが集まる一角があり、総合学習センターと名付けられている。
 左図のケヤキが立つ諏訪社は、その西側。白隠の師として知られる名僧道鏡慧端(どうきょうえたん。1642〜1721)が終の棲家とした正受庵(しょうじゅあん)からは道を挟んで南側。
 東に開く参道石段の登り口左右に大ケヤキが立つ。
 長野県神社庁の神木紹介ページによると、「古来、飯山地方の神社では、大門の両側に相対した樹木を植えて、そこへ注連縄(しめなわ)を張る慣習があった」という。戸隠地方に伝わる絵図にも「しめすぎ」や「しめまつ」が描かれているそうで、この慣習はもっと広い範囲に伝わっているのかも知れない。同ページは、このケヤキも「しめつき」または「しめけやき」と呼ばれたのでないかと想像している。
 向かって右の方が大きく、そのため、樹齢も異なると考えられているようだが、生長速度のゆらぎの範囲内にあるように思われる。同時期に植えられた可能性もあるのではなかろうか。
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