名称　上問寒のハルニレ （かみといかんのはるにれ） 名称の典拠　なし 樹種　ハルニレ 樹高　２４ｍ（注1）　今はずっと低い 目通り幹囲　６．２ｍ（注1） 推定樹齢　４００年（注1） 所在地の地名　北海道天塩郡幌延町上問寒 　〃　３次メッシュコード　６７４２−４０−４２ 　〃　緯度・経度　北緯４５度０２分１１．０秒 　　　　　　　　　　　東経１４２度０１分２７．６秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０１９年６月７日 注1）「日本の巨樹・巨木」による 　環境省巨樹データベースに上問寒１６線沢の北大手塩演習林内のハルニレが載っている。 　会ってみたいのは山々だが、樹林内では見つけるのは無理だろうと諦めていたところ、高橋弘さんの「日本の巨樹・巨木」に「１６線沢のハルニレ」の名前で紹介されていることが分かった。 　その説明によると、上問寒から国道４０号に至る道路から１０ｍほどの位置に立つらしい。「道路」とは十六線川左岸を走る道道６４５号（上問寒幌延停車場線。同７８５号豊富中頓別線との重複区間）だろうと見当をつけて調べたところ、なんとグーグル地図にハルニレの位置が載っていた。さらに、その付近をストリート･ビューで見て正確な位置を確認、探訪計画に加えることができた。 　ハルニレは根元に大きな空洞があり、その空洞の少し上で主幹を失っている。２００１年に撮影された高橋さんの写真と比べると、ずいぶん惨めな姿になってしまった。樹高も低くなり、道路からは、覗き込まないと姿が見えない。 　グーグル地図に表示されてはいても、実際の道路脇には何の案内もないので、見過ごされがちなハルニレ巨木である。（脇見運転注意）