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名称 金島ふれあい公園のセンダン
(かなしまふれあいこうえんのせんだん)
名称の典拠 なし
樹種 センダン
樹高 12m(注1)
目通り幹囲 3.8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 群馬県渋川市金井
〃 3次メッシュコード 5438−67−29
〃 緯度・経度 北緯36度31分13.7秒
東経138度59分06.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2025年5月29日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版T」による
現在の住所表示に「金島」は見つからないが、ここは昭和29年(1954)に近隣町村が合併して渋川市が誕生する前の金島村であった。JR吾妻線の駅名や、小学校、中学校、温泉等に金島の名が残っている。センダンが立つ金島ふれあい公園も同様。
ふれあい公園は、金島公民館の前に広がる芝生広場主体の公園で、四阿とベンチが設置されている。そこかしこに幼児の遊具もある。親子のふれあい、近隣の人達とのふれあいを目的とする公園のようだ。
ところで、センダンといえば、「栴檀は双葉より芳し」の言葉に因んで、人生の双葉の時代(成長の初期段階)である小学校に植えられることが多い。
もしやと思って金島小学校の沿革史を拝見したところ、予想が当たった。かつてここは金島小学校の校地だったのだ。
金島小学校は、明治6年(1873)開校の祖母島学校に始まり、同31年(1898)、ここに校舎を新築し、移転してきた。
その後、変動の時代を経て、昭和34年(1959)に卒業記念文集「せんだん」第1号を発刊したとあるので、センダンが植えられたのは1898年から1959年の間。多分、新築移転から間もない頃ではないだろうか。(樹齢は127年+α(10年くらい)と想像する)
昭和59年(1984)に今の場所に新校舎が完成して再移転するまでの91年間、ここは金島小学校であった。
それから41年。公民館の建物は新しく、遊具も新しそうだ。今はかつての小学校の面影を探すのも難しい。名前を消された門柱とセンダンが数少ない忘れ形見のようだ。
訪ねた時、ちょうどセンダンの花が満開。人の姿が見えない公園のなか、センダンの周囲だけ空気が華やいでいるようだ。
歓声をあげながら走り回ったり、樹下に佇んで花を見上げたりする子供の姿が見えたような気がした。 |
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