ページタイトル:観音山の御神木 当サイトのシンボルマーク

画像:観音山の御神木(幹と並ぶ) 名称 観音山の御神木 (かんのんやまのごしんぼく)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カシワ
樹高 11m(注2)
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 400年以上(注2)
所在地の地名 北海道様似郡様似町潮見台
 〃 3次メッシュコード 6342-17-53
 〃 緯度・経度 北緯42度07分52.9秒
           東経142度54分54.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年6月13日

注1)北海道の「記念保護樹木」に選ばれたことを示す案内板。北海道が設置(設置年月不詳)
注2)今田秀樹著「2018 北海道の巨樹・名木150選」による





 様似(さまに)漁港のすぐ北に標高100mほどの小山がある。
 かつてはその形から円山と呼ばれていたようだが、明治28年(1895)、蝦夷三官寺の一つである天台宗帰嚮山厚澤寺等澍院13世塚田純田大和尚の発願により、町内外から篤信者を募り、この山に33体の観音像を安置した。以来、円山は観音山と呼ばれるようになったのだという。(三十三観音の案内板による)
 現在、山の東麓から展望台まで車で登ることが出来る(道は狭い)。その道の途中、稜線に上る直前にカシワが立っている。
 立ち上がってすぐに大きく3幹に分かれ、現在、そのうちの一本は失われている。残る2本は道路にのしかかるように伸び、道の反対側から支柱で支えられている。
 地際の姿が力強い。幹の太さ自体はもしかしたら4mに満たないのではないかと思われるが、受ける印象はなかなかのものである。
 観音像安置以来、このカシワも神木として崇拝されるようになったそうである。(「記念保護樹木」案内板による)
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