ページタイトル:霞ヶ城の傘マツ ロゴ:人里の巨木たち

画像:霞ヶ城の傘マツ 名称 霞ヶ城の傘マツ (かすみがじょうのかさまつ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 アカマツ
樹高 4.5m(注2)
目通り幹囲 3.9m(注2)
推定樹齢 300年(注2)
所在地の地名 福島県二本松市郭内
 〃 3次メッシュコード 5640−33−14
 〃 緯度・経度 北緯37度35分51.2秒
           東経140度25分41.6秒
二本松市指定天然記念物(1976年7月21日指定)
撮影年月日 2016年5月12日

注1)二本松市指定教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による





 東北自動車道二本松インターチェンジの北東1.3kmほどの位置に標高345mの小山(通称「白旗ヶ峯」)があり、かつて頂上から南斜面にかけて、旧二本松藩主丹羽氏の居城「霞ヶ城」があった。(地形図には336mの三角点が描かれているが、そこは頂上ではない)
 現在、城跡は県立霞ヶ城公園として整備され、誰でも自由に園内を散策できる。(ゴミは各自持ち帰ることになっている)
 傘マツは、三の丸駐車場から、藤棚(智恵子の藤)の横を通り、丹羽神社に向かう途中に立つ。
 もともと庭園のシンボルの一つとして造形されたアカマツである。推定樹齢300年というから、江戸時代後期の藩主は、この姿をよく見知っていたに違いない。
 南に伸びた支幹は枯死してしまったようだが、その後、他の枝が上手に補ったようで、現在では美しい樹冠を取り戻している。
 丹羽家が末永く栄えるように、との願いを込めたものか、「八千代の松」の名前もあるそうである。
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