ページタイトル:石船神社のスギ 当サイトのシンボル

画像:石船神社のスギ

画像:石船
 社号の由来となった「石船」
名称 石船神社のスギ (いしふねじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 40m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 茨城県東茨城郡城里町岩船(注3)
 〃 3次メッシュコード 5440−62−26
 〃 緯度・経度 北緯36度31分12.6秒
           東経140度20分02.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年9月21日

注1)環境省巨樹データベース(2010年調査)による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)2005年2月1日、東・西茨城郡内の1町2村が合併して城里町誕生。旧行政区は東茨城郡桂村





 岩船川に沿って住谷山(302m)東麓に向かう町道の途中に、石船神社への参道入口が開いている。
 川や集落の名は岩船だから、社号も「いわふねじんじゃ」と読むのかと思っていたが、茨城県神社庁のページには「いしふねじんじゃ」とある。地元の方もそう呼んでおられたので、どうやら「いしふねじんじゃ」が正しいようだ。
 祭神は鳥石楠船命(とりのいわくすふねのみこと)。別名を天鳥船(あめのとりふね)とも言う。イザナギ・イザナミが産んだ神のうちの一柱であり、神を乗せて鳥のように空を飛ぶ船そのものを指す名でもある。
 社殿の近くに、社号の由来となった石船があり、結界が張られている。確かに、船のような形をしている。また別に、本殿があるべき位置にも大岩があって、蔦木が絡んでいる。多分これが御神体なのだろう。
 標記のスギは、社殿のすぐ横。向かって右。
 スギには大きなフジが絡んでいる。実は、フジの方は町指定天然記念物である。指定名称は「藤の群生」。境内の奥、渓流に沿ってもう少しだけ遡ったところに、群生が見られる。
 そこにも目通り4.9mのスギが立っているのだが、それにも大きなフジが絡みついている。
 花の季節には、どんな姿が見られるのだろうか。
 
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