ページタイトル:豊水橋のコゴメヤナギ 当サイトのシンボル

画像:豊水橋のコゴメヤナギ

画像:豊水橋のコゴメヤナギ(遠景)
名称 豊水橋のコゴメヤナギ
    (とよみずはしのこごめやなぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 コゴメヤナギ
樹高 14m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 100〜199年(注2)
所在地の地名 茨城県常総市豊岡町(注3)
 〃 3次メッシュコード 5439−07−28
 〃 緯度・経度 北緯36度01分25.9秒
           東経139度59分00.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年2月11日

注1)1998年2月に「コゴメヤナギに親しむ会」が設置した手書き、手作りの案内板
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)2006年1月1日、石下町と合併して常総市に。旧行政区は水海道市(みつかいどうし)





 鬼怒川右岸、国道354号豊水橋南の河川敷に立つヤナギの巨木。豊水橋を西に向かう際には、橋上から車窓左手に見える(脇見注意)。
 2本の株立ちだった(上記の幹囲データは2本分を合計)が、ご覧のように、横に伸びた方は枯れてしまった。ほかに、大枝も1本、付け根から折れてしまった(大枝の内部では、かなり空洞化が進んでいたようだ)。それらが、根元に横たわっている。全国でも有数のコゴメヤナギだっただけに、残念なことだ。
 しかし、すべてが失われたわけではない。生き残っている1本だけでも幹囲は358cm。2009年現在、環境省巨樹データベースに登録されているコゴメヤナギのうちで、これでも全国第7位である。
 橋を潜った先には野球場があり、この日もたくさんの人がゲームに興じていた。河川敷の木ではあるが、市民の中にはこの大ヤナギを知る人も少なくないことだろう。
 案内板を設置した親しむ会の方々はじめ、今後もきっと大切に見守ってくださることだろう。
 
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