ページタイトル:川手神社のムクノキ 当サイトのシンボル

画像:川手神社のムクノキ 名称 川手神社のムクノキ (かわてじんじゃのむくのき)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 ムクノキ
樹高 28m(注2)
目通り幹囲 5.8m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 広島県呉市安浦町内海北6丁目(注3)
 〃 3次メッシュコード 5132−35−38
 〃 緯度・経度 北緯34度16分59.9秒
           東経132度44分05.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年3月26日

注1)神社号の読み方については未確認
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)2005年3月20日、呉市に合併。旧行政区は豊田郡安浦町





 安浦中学校の西400mほどの変則五叉路から、野呂川左岸の細い道を上流に向かう。
 JR呉線の踏切を過ぎて約100m。川と道に挟まれたごく狭い敷地に川手神社が鎮座していた。
 実は、社号をどう記すか迷った。拝殿内の掲示物には「河手」「川手」の二種類が混在していたからだ。
 昭和53年に撮影され、奉納された写真と、同54年に記された神社の説明には「河手神社」。社号を記した扁額(制作年不詳)と平成27年神社改修の際の寄進者名簿では「川手神社」。
 かつては河手神社と表記していたが、その後、川手神社とすることになったのだろうと勝手に解釈させてもらった。
 鳥居のすぐ先にムクノキが立つ。
 境内が狭いため、道路側に伸びることを許してもらえず、川に身を預けるような形で立っている。非常にアンバランスな姿。これまでよく持ちこたえてきたものだ。
 表記データよりは細いような気もするが、狭い敷地で精一杯頑張っているムクノキである。

※いつも貴重な情報を寄せて下さる埼玉県在住のNさんから、このムクノキが倒れたと教えていただいた。早速ネットで調べてみると、中國新聞デジタルにヒット。それによれば、2020年7月14日未明、川に向かって根元から折れて倒れたようだ。雨が降り続いてはいたが、直接の原因は何だったのだろう。
 掲載された写真では、護岸が新しくなっていた。2018年夏の西日本豪雨で崩れ、2020年6月末に補修が完了したばかりだったらしい。その時の豪雨の影響があったのだろうか。もともと重量バランスの悪い姿で立っていたので心配ではあったが、残念である。(情報に感謝)(2020/07/17追記)
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