ページタイトル:吉備津神社のスギ 当サイトのシンボル

画像:吉備津神社のスギ(幹と並ぶ)

画像:吉備津神社のスギ(遠景)
名称 吉備津神社のスギ (きびつじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 29m(注1)
目通り幹囲 6.4m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 京都府南丹市園部町口人(くちうど)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5235−43−97
 〃 緯度・経度 北緯35度05分03.8秒
           東経135度27分38.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年6月5日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2006年1月1日、4つの町が合併して南丹市誕生。旧行政区は船井郡園部町





 山陰本線吉富駅の北で国道9号に別れ、府道454号を西に向かう。
 間もなく小さな峠を越えると、道は太くなる。そのまま府道を西進すると、口人(くちうど)にさしかかる頃、道路名が国道477号に変わる。そのあたりから、前方、少し離れた集落内に下図の姿が見えてくる。
 大杉が立つ場所は、境内の端。若いうちから神社の敷地外に向かう根は切られていたらしく、一部の根は道路にかかっているが、ほとんどの部分はみな行儀良く、領分を守っている。
 途中で2幹に分かれていたのだが、5〜6mの高さで片方が伐られてしまった。切断面に銅板の蓋が被せてある。
 大枝も殆ど切られてしまった。遠くから見ると、巨大な土筆(つくし)のような姿である。大杉に何が起きたのだろうか。
 残った部分は緑濃い葉を密につけている。樹勢は悪くなさそうだ。
 根元に「大杉を守ろう 吉備津神社 大杉を守る会」と記されたメッセージボードが設置されている。
 人々の熱意に応えて、再び大きな樹冠を戴くまでに復活することを望む。
 
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