ページタイトル:吉祥寺のヒメコマツ 当サイトのシンボルマーク

画像:吉祥寺のヒメコマツ 名称 吉祥寺のヒメコマツ (きちじょうじのひめこまつ)
名称の典拠 文化財指定名称(注1)
樹種 ゴヨウマツ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 3.7m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 群馬県利根郡川場村門前
 〃 3次メッシュコード 5539−00−37
 〃 緯度・経度 北緯36度41分45.2秒
           東経139度05分44.0秒
群馬県指定天然記念物(1957年9月10日指定)
撮影年月日 2017年11月6日

注1)現地の標柱には「吉祥寺のヒメ小松」と記されていたが、天然記念物としての名称ではヒメコマツはカタカナ。(ヒメコマツはゴヨウマツの別名)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による





 川場村の道の駅「川場田園プラザ」の北西約1.4km。
桜川(さくらがわ)の谷と溝又川(みぞまたがわ)の谷に挟まれて、地形図で見ると、その間に岬のように突き出た部分を杓子で掬い取ったようなごく小さい谷がある。そこが花寺として知られる臨済宗建長寺派青龍山吉祥寺の寺地である。
 広大な駐車場に車を置き、歩き始める。(境内は拝観料必要)
 めざすゴヨウマツは山門のすぐ近く、向かって左手。簡単に見つかった。
 思っていたより大きかった。根元は1本だが、途中から多数の支幹に分かれ、それらがみな上に向かって伸びて、上空で半球形の樹冠を戴いている。支幹の分岐点付近の周囲長は、地表付近よりもむしろ大きい。
 山門(二重門)の二階部分に登ることも出来る。そこから見るゴヨウマツの姿もなかなかのものである。

※いつも貴重な情報を寄せて下さる長岡市在住のAさんが最近の写真を送って下さった。それには、枯れて途中で切断された支幹が何本か見える。今後さらに腐朽が進行することがなければよいが…。(2021/04/20追記)
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