ページタイトル(亀城のシイ) サイトのシンボル

画像:亀城のシイ 名称 亀城のシイ (きじょうのしい)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スダジイ
樹高 16m(注2)
目通り幹囲 7.0m(注2)
推定樹齢 500年(注2)
所在地の地名 茨城県土浦市中央1丁目
 
〃 3次メッシュコード
        5440−01−96
 
〃 緯度・経度
        北緯36度05分05秒
        東経140度11分51秒(注3)
茨城県指定天然記念物(1956年5月25日指定)
撮影年月日 2006年2月24日
画像:亀城のシイ(幹と並ぶ) 注1)1996年3月に土浦市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版T」による
注3)位置の正確さにはあまり自信なし。しかし亀城公園は広い公園ではないので、この地点を目指せば、大シイを見つけるのに苦労はしないと思う





 土浦市中心部、亀城公園にスダジイの巨木が立っている。場所は二の丸跡。外堀を見下ろす土塁の上。
 立ち上がってすぐに2幹に分かれ、横に大きく広がった厚い樹冠を戴いている。1本で森を成す勢いである。
 土浦城が築かれたのがいつかについて、はっきり分かってはいないようだ。室町時代の永享(1429〜41)頃に今泉氏が築いたのが最初で、その後は城主が次々に代わったのち、慶長6年(1601)、松平氏が藩主になってから本格的に城下の整備がなされたようだ。
 土浦城は、桜川や霞ヶ浦から水を引いた幾重もの堀に囲まれていたといい、そこから亀城の別名が生じたという。亀が、池の小島で甲羅乾しをする姿にでも見立てたのだろうか。(現在の堀は、周囲を一重に囲むのみ)
 城跡は都市公園としてよく整備されている。誰でも気軽に立ち入ることができ、櫓門(やぐらもん)などの遺構に、昔の姿を想像することもできる。
 ただ、残念なことに、駐車スペースがない。近くの有料駐車場を利用するほかないので、訪問の際はご注意を。
 
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