ページタイトル:喜多春日神社のケヤキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:喜多春日神社のケヤキ 名称 喜多春日神社のケヤキ
    (きたかすがじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 13m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 兵庫県丹波市市島町喜多(注3)
 〃 3次メッシュコード 5235−61−32
 〃 緯度・経度 北緯35度12分07.1秒
           東経135度09分04.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年7月26日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)2004年11月1日、氷上郡内6町が合併して丹波市誕生。旧行政区は氷上郡市島町





 市島町喜多は、竹田川の支流鴨庄川右岸に位置する集落である。集落の東を舞鶴若狭自動車道が通る。
 喜多に鎮座する春日神社境内に、左図のケヤキが立っている。もっとも、立つのでなく、寝ていると言った方が実態に近いのかも知れないが。
 内部はすっかりがらんどうで、皮一枚の姿。
 もちろん支柱もあるのだが、自重が軽くなったことで、この姿勢を長く保つことができた可能性が大きい。
 境外に向かう部分は大きく整理され、巨体の割に樹冠は小さい。
 このように生命規模が小さくなったことで、かえって樹勢が安定したようにも思われる。
 昔、高度成長時代に、「大きいことはいいことだ」をキャッチフレーズにしたテレビコマーシャルがあった。
 しかし、場合によっては、小さくなった方がよいこともあるのだ。
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