ページタイトル:北里大社ケヤキ 当サイトのシンボル

画像:北里大社ケヤキ(幹と並ぶ) 名称 北里大社ケヤキ (きたざとたいしゃけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 27m(注2)
目通り幹囲 6.7m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 熊本県阿蘇郡小国町北里
 〃 3次メッシュコード 4931−50−67
 〃 緯度・経度 北緯33度08分39秒
           東経131度05分25秒
小国町指定天然記念物(1982年5月20日指定)
撮影年月日 2009年7月31日

注1)小国町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による。なお同書では樹種を誤ってスギとしている





 小国町役場から、直線距離にして北東3.5km、北里川右岸に北里大社がある。「大社」の名がつけられているが、普通に見られる規模の神社だ。
 境内に立つケヤキがこれ。
 クスノキなどに比べ、ケヤキ巨木が少ない九州では、これでもなかなかの大きさだ。樹勢も悪くない。
 北里川対岸の高台には、北里記念館がある。ここは、世界的な細菌学者北里柴三郎博士の故郷でもある。
 記念館は、博士が大正5年(1916)に建てた貴賓館や生家、書庫などから成る博物館で、博士の遺品も展示されている。
 当然北里博士も、このケヤキを知っていたはずだ。登ったこともあったかも知れない。
 ケヤキの方も、日本を代表するような大学者の知己を得て、きっと喜んでいることだろう。
 
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