ページタイトル:地当天神のモミ 当サイトのシンボルマーク

画像:地当天神のモミ 名称 地当天神のモミ (じとうてんじんのもみ)
名称の典拠 なし
樹種 モミ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 100〜199年(注1)
所在地の地名 宮崎県東臼杵郡椎葉村下福良(木浦)
 〃 3次メッシュコード 4831−61−62
 〃 緯度・経度 北緯32度33分12.2秒
           東経131度09分16.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月18日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による





 国道265号を五ヶ瀬川(ごかせがわ)の上流に向かう。
 国見トンネルを抜けると椎葉村である。椎葉村では国道は十根川(とねがわ)に沿って下流に向かう。
 トンネルを抜けて約2.3km。幸平(こうだいら)集落近くで右岸側に移り、十根川沿いに少し上流に向かったあと、今度は木浦谷右岸を奥に向かう。
 やがて対岸に小さな集落が見えてくる。木浦(きうら)である。
 木浦橋を渡ったすぐ先に木浦地区集会センターがあり、外壁に集落の見取図が掲示してあった。
 環境省巨樹データベースにより、モミが神社にあることはわかっていた。見取図に神社が2社描かれているので、このうちのどちらかだろう。農作業をしておられたご婦人に尋ねたところ、モミのことをよく知っておられ、集落の北西に見える小山の稜線上にあるという。ただし、入口が分かりにくい上に、この時期、道は整備されていないとのこと。私を心配して下さって、「本当に行く気なの?」という表情をされた。
 結局、登り口はわからなかったが、稜線を目指せばよいことが分かっていたので、藪こぎして無理やり尾根に出た。尾根に出たら、小道があった。
 なかなか大きいモミだが、頂部が切られて背が低いうえに、よく知るモミの樹形ではない。遠望したときに分からなかったはずだ。
 葉が極めて疎らなのが気になる。
 このまま枯れてしまうようなことがなければいいが…。
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