ページタイトル:小越の楠 当サイトのシンボルマーク

画像:小越の楠(幹と並ぶ) 名称 小越の楠 (こごえのくすのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 22m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 200〜299年(注2)
所在地の地名 熊本県八代郡氷川町栫(かこい)(注3)
 〃 3次メッシュコード 4830−65−44
 〃 緯度・経度 北緯32度32分26.5秒
           東経130度40分28.0秒
氷川町指定天然記念物(2011年1月21日指定)
撮影年月日 2018年3月28日

注1)氷川町教育委員会と氷川町文化財保護委員会が連名で設置(設置年月不詳)。文化財指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による。なお同書はじめ環境省巨樹データには、この木は八代市の巨木として載っている。また、幹囲について、上記案内板は7.2mとしている
注3)2005年10月1日。隣接する竜北町と合併して氷川町となった。旧行政区は八代郡宮原町





 九州自動車道宮原サービスエリアの南西に栫(かこい)という場所がある。その南は八代市岡町小路で、標記のクスノキはその境界付近。
 微妙な位置に立っていて、マピオンやグーグルマップに描かれた境界線では八代市側に見え、地理院地図では氷川町側に見える。とはいえ、氷川町から天然記念物指定を受けているのだから、氷川町であることは間違いないのだろう。
 氷川町教委が設置した上記案内板によると、クスノキの横の神社は「小越大明神」と呼ばれ、祭神は事代主命(ことしろぬしのみこと)。ここは江戸時代の薩摩街道沿いにあたり、かつては石橋も存在していたという。
 当時の旅人も、この大クスの下で憩うことがあったのではなかろうか。
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