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画像:本覚寺のイチョウ

画像:本覚寺唐門
名称 本覚寺のイチョウ (ほんがくじのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県小松市寺町
 
〃 3次メッシュコード 5436−43−75
 
〃 緯度・経度 北緯36度24分08.3秒
           東経136度26分48.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2006年10月15日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 真宗大谷派足羽山本覚寺は、小松駅から西に向かう直線と、小松市役所を起点に南に向かう直線が交わるあたり。市街地のほぼ中心に位置している。
 もとは越前国にあり、一向一揆の総大将として朝倉貞景と戦って敗れ、加賀国に逃れてきた。(本覚寺HPより)
 立地する場所からも、現在の伽藍ぶりからも、真宗の北陸布教に於いて重要な役割を果たした寺院であったことは、十分に想像できそうだ。
 時代の変化につれ、境内の景観にも変遷があったのだろう。舗装された部分が多く、樹木は少ない。
 大イチョウも、なんだかひっそり立っている感じである。周囲をアスファルトで固められ、占有空間は極端に狭くなってしまった。
 樹勢もあまり良くないのだろう。大枝をすべて切り詰められた。水分の吸収量に見合うよう、蒸散量を調節するためと思われる。
 周囲の状況から見て、衰勢は免れないと思うが、せめて少しでも長く、生き続けてほしいものだ。

※その後、枝をたくさん伸ばして、美しい樹冠を取り戻した。どうやら強剪定は治療のためでなく、樹冠を小さくするために行われたようだ。(2016.10.22追記)
 
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