ページタイトル:庚申堂の大ヒノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:庚申堂の大ヒノキ 名称 庚申堂の大ヒノキ (こうしんどうのおおひのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ヒノキ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 兵庫県神崎郡神河町福本(注3)
 〃 3次メッシュコード 5234−46−62
 〃 緯度・経度 北緯35度03分39.0秒
           東経134度46分20.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年4月22日

注1)兵庫県が設置した「郷土記念物」案内板(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)2005年11月7日、神崎町と大河内町が合併して神河町誕生。旧行政区は神埼郡神崎町





 神崎高等学校の北200mほどのところに福本の庚申堂がある。国道312号を挟んで、神崎高校とは反対側である。(国土地理院の地形図では神社マークがつけられている)
 境内のヒノキが素晴らしい。
 根元には空洞もあるが、全体に樹勢が良さそうで、濃い緑の立派な樹冠を戴いている。
 頂部が鋭角でないのは、上部で多数の支幹に分かれる樹形の寄与が大きい。この樹形がなかなか魅力的だ。
 兵庫県内では、美方郡新温泉町の「大杉神社の大ヒノキ」に次ぐ大きさを持つヒノキである。(2015年4月現在、環境省巨樹データベースによる)

※しばしば貴重な情報をお寄せ下さる兵庫県伊丹市のMさんから、このヒノキが地上5mほどの高さで伐採されたことを教えていただいた(感謝)。添付して下さった写真を拝見すると、ちょうど枝分かれする辺りで伐られている。確か、その高さより下から枝は出ていなかったはずだ。枯死してしまったのだろうか。素晴らしい樹冠を誇る大ヒノキだっただけに残念である。(2021/10/13追記)
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