ページタイトル:高照寺の倒スギ サイトのシンボル

画像:高照寺の倒スギ

画像:高照寺の倒スギ(全景1)

画像:高照寺の倒スギ(葉)

画像:高照寺の倒スギ(全景2)
名称 高照寺の倒スギ
    (こうしょうじのさかさすぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スギ
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 6.9m(注2)
推定樹齢 850年(注3)
所在地の地名 石川県珠洲市上戸町寺社
 
〃 3次メッシュコード 5637−11−19
 
〃 緯度・経度 北緯37度25分44.5秒
           東経137度14分48.2秒
石川県指定天然記念物(1969年3月19日指定)
撮影年月日 2007年9月23日

注1)石川県が天然記念物指定した際の指定名称は単に「倒スギ」。「逆」でなく「倒」の文字を用いるのは珍しいが、それにしても「さかさすぎ」の名のスギ巨木は各地に多数ある。そのため、ここでは所有者名を冠して呼ぶことにした
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)珠洲市教育委員会が設置した案内板による





 真言宗旭山高照寺から100mほど離れた水田の一角に立っている。かつてはこのあたりまで高照寺の寺地だったのだろう。
 その名の由来は御覧のとおり。普通は上に向かって伸びる枝が、まるで盆栽仕立てのマツのように下方に伸びている。支柱がなければ地面に達してしまうことだろう。
 よく見ると、数本の大枝が根元から切除されている。そして、その痕をきれいに修復してある。
 地表まで伸びた枝先にも密に葉が繁り、スギ花粉症の元凶たる雄花もびっしり着いている。樹勢は申し分ない。
 御多分に漏れず、地に挿された箸が根付いて大杉となったとする伝承がある。当地では、箸を挿したのは弘法大師でも泰澄でもなく、八百比丘尼だということになっている。
 
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