ページタイトル:行太子神社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:行太子神社のスギ 名称 行太子神社のスギ (こうたいしじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 37m/39m(注1)
目通り幹囲 5.0m/4.6m(注2)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 秋田県仙北郡美郷町金沢東根(注3)
 〃 3次メッシュコード 5940−14−07
 〃 緯度・経度 北緯39度25分13.9秒
           東経140度35分19.3秒
美郷町指定天然記念物(1975年5月23日、「杉立木(行太子神社御神木)」の名称で境内のスギ4本を指定)
撮影年月日 2019年5月11日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測。いずれも前者が第一の大杉(左図)、後者が第二の大杉(「少し大きめの画像」に写真あり)のデータ
注3)2004年11月1日、仙北郡内3町村が合併して美郷町誕生。旧行政区は仙北郡千畑町





 旧六郷町中心部から東へ約4km。丸子川右岸に、標高150mほどの高台があり、その上を東北自然歩道が縦断する。(自動車も走行可能)
 その高台の南端近くに行太子神社が鎮座し、境内のスギ4本が旧千畑町から天然記念物指定を受けた。
 行太子神社の前身は聖徳太子を祀る太子堂で、明治の初めに(廃仏毀釈で?)行太子神社と改めたようだが、御神体は聖徳太子のままだったようだ。(案内板を参考)
 秋田県神社庁の神社紹介ウェブサイトによると、大正3年(1914)に善知鳥坂(うとうざか)神社に合祀。現在、神社庁のリストに行太子神社の名前は見られないが、今も旧地に境内や社殿が残っている。(地理院地図にも神社マークあり)
 天然記念物のスギたちの中で、左図のスギが一番大きい(太い)。環境省データで幹囲517cmとされるスギだと思われる。
 しかし、それは隣に立つ細い方も加えた値と思われ、実感できる幹囲とは異なる。太い方だけで測ったのが上の数値である。(もしかしたら、そうではなく、最大木は失われてしまったのかも知れない)
 二番手は道路近くに立ち、上部で3幹に分かれている。
 古木の趣きとしては、こちらの方が勝っているように思われる。(「少し大きめの画像」に写真あり)
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