ページタイトル:朽飯八幡神社のスギ ロゴ:人里の巨木たち

画像:朽飯八幡神社のスギ(幹と並ぶ)

画像:朽飯八幡神社のスギ(手水舎)(全景)
名称 朽飯八幡神社のスギ
    (くだしはちまんじんじゃのすぎ)
名称の典拠 「福井県嶺北地区巨木、名木リスト」(注1)
樹種 スギ
樹高 不明
目通り幹囲 5.7m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福井県越前市朽飯町(くだしちょう)(注3) 〃 3次メッシュコード 5336-72-21
 〃 緯度・経度 北緯35度56分20秒
           東経136度15分38秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年4月6日

注1)水嶋伸宏氏作成のリスト(PDFファイル)
注2)上記リストによる
注3)2005年10月1日、武生市と合併して越前市誕生。旧行政区は今立郡今立町





 水間川(みずまがわ)と服部川(はっとりがわ)の合流点付近、八幡山(229m)南麓に朽飯八幡神社が鎮座する。
 境内の由来碑によれば、祭神は天萬栲幡千幡比売命(あめよろずたくはたちはたひめのみこと)、誉田別命(ほむだわけのみこと)、熯速日之命(ひはやびのみこと)の3柱。八幡神である誉田別命以外は、今まで聞いたことのない名前だ。
 允恭天皇(いんぎょうてんのう、在位412?~453?)の時代、ヒハヤビの神孫にあたる麻羅宿禰(まらすくね)の後裔である服部連(はとりのむらじ)が織部司(おりべのつかさ)に任ぜられて当地に下向。当地にあった「正五位八架神」に祖神ヒハヤビを合祀して鎮守とした。
 顕宗天皇(けんぞうてんのう、在位485?~487?)の時代には百済国(くだらのくに)から機織りに長じた織姫が渡来、その際、織姫の祖神であるアメヨロズタクハタチハタヒメが祀られた。
 奈良時代には神宮寺として朽飯寺(きゅうはんじ)創建。
 下って文治3年(1188)、兄頼朝に追われた源範頼(みなもとののりより)が当地に落ち延び、八幡大神を祀り、「正五位八架神」を「正八幡宮」改めたという。(上記由来碑による)
 由来碑に記された内容が必ずしも史実と一致しているわけではないが、このあたりで養蚕と機織りが盛んだったのは事実のようである。
 大杉の話が遅くなった。
 環境省巨樹データベースには登録されていないが、境内にはスギ巨木が多い。しかもみな背が高い。
 それらのうち、特に注目されるのが左図の2本。
 上図は、社殿に向かって右手に立つ2幹のスギ。これが最も大きい。下図は手水舎近くのスギ。これも幹囲5mを超えていそうだ。
 そのほか、イチョウも何本かあって、これがスギのように真っ直ぐ高く立つのが面白い。神社境内の樹木に対し不謹慎な例えかも知れないが、材木として、すばらしい柱になりそうな姿のイチョウであった。(イチョウの写真なし)
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