ページタイトル:久喜のアカマツ 当サイトのシンボルマーク

画像:久喜のアカマツ 名称 久喜のアカマツ (くきのあかまつ)
名称の典拠 なし
樹種 アカマツ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 4.7m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 岩手県久慈市宇部町(久喜)
 〃 3次メッシュコード 6041−16−68
 〃 緯度・経度 北緯40度08分30.5秒
           東経141度50分50.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年5月12日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 久慈市内で最も南に位置する漁港が久喜漁港である。
 漁港の背後はリアス海岸特有の急峻な斜面だが、不思議なことに、斜面を登り切ると、そこには平らな高台が広がっている。
 その高台の入口付近に久喜小学校があり、そこかしこにアカマツの林が見られる。
 左図のアカマツは久喜小学校から小袖(こそで)方面に向かう県道268号(野田長内線)の南に広がる樹林内に立つ。小学校を出て100mほど走ると、車窓からも遠くにちらっと姿が見えるのだが、わかりにくいかも知れない。(脇見運転注意)
 その少し先に軽トラックなら進入できそうな土道がある。この道はすぐに行き止まりになるが、行き止まりの手前右手に小道が開いている。この道を辿ると、目指すマツの背後に出る。(夏草が茂る頃になると、小道がわからなくなる可能性あり)
 標記のアカマツは、ミズナラを主体とする落葉樹とアカマツの混生林中に立つ。
 大きな樹冠を戴く、なかなか立派な松である。樹勢も良さそうだ。
 嬉しいことに、このあたりは松枯病の被害を免れてきたようで、この個体以外にもアカマツ巨木が散見される。
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